会則
会員:
当会は、丹沢・清川村猟区への入猟参加を希望するビッグゲーム部会と、専ら少額で入手出来る狩猟用の設計の銃を使って標的を楽しんでいくターゲット部会、全国の狩猟者が独自に持つ情報を発信・共有する狩猟家連絡部会の3つの会員組織にて活動するレジャー狩猟・射撃の安全推進振興団体である。
全ての会員は、規範的で礼節に富む渉外活動と啓蒙活動を独自に行い、狩猟と云う概念を時代に合わせた認知が受けられるよう述べ広める義務がある。また、それには、猟地提供者及びその開発者への敬意と尊礼と、地域の慣習への尊許が必ず伴わねばならない。ビッグゲーム部会員(以降BG会員)は、狩猟免許者で、かつ銃猟を実施するものでなければならない。この要件を満たすなら、随時入会を歓迎される。他に条件を求めることはせず、当部会員は以下二つの部会の会員としての資格を併存する。
ターゲット部会員は、狩猟用に設計された銃器で射的を楽しむ模索をする人ならば狩猟者で有るか否かを問わず入会の資格を持つ。
当会に情報を提供し、共有することを望み、協力することを申し出られた人は総て「狩猟家連絡部会」に盟することが出来る。これには、BG会員と同じく銃猟者である個人であれば入会を認める。BG会員は連絡部会から齎される指導と情報を行動する一助とする。またBG会員及び連絡部会員は、会の加入する団体狩猟者保険を利用出来る。保険期間は毎年9月15日を始めとする一年間とする。
ターゲット部会員・連絡部会員は、何時でもBG会員への移籍を申し出ることは出来るが、会費の減免は行わない。
当会を金銭的・物質的・行動的に扶助することを望む人または法人を賛助会員とし、当会所属猟区への参加を喜ばれる。一時参加を希望する客人を引率する権利を各々が持つと同じくして、個々に会派を結実して独自の活動を模索することを認められ、その成果を会員相互で共有する努めを担う。BG会員の当会登録猟区への出猟に際しては、銃砲刀剣類取締法及び鳥獣保護と狩猟に関する法律及び猟区規定を遵守して行われるものとする。また、事務所が特に認める場合を除き、参加予約等一切の通信は事務所を介して行うこととし、これに反する行いが目立つ時は事務局の判断で退会の処遇を執る。
会員の有効年度は毎年10月1日から翌年9月末日までとする。期限途上の入会に於いても経過した期間に遡っての会員と看做される。退会は拒まれない。通知なく会費を未納すること、音信不通となることの各々が見られた場合、退会したものとされる。
会員の権利は相続・継承・譲渡何れも認めない一代限定の権利である。後述の会費納入が滞ったり、死亡が報じられない限り継続される。
事務局:
全部会を連携して当会を維持し、実務を行うことを主眼として事務局をもつ。それを主査する者を事務方とし、会員1名が専任として従事、当会を代表統括すると同時に会員の必要とする事業を開発・提供する。事務方は会員に業務上の一切の作業の助成支援を要求してはならず、必要な情報を会員の求むるに応じて提供する努力をする。
会費:
BG会員はひとりあたり年額金三千円を、ターゲット部会員は同五百円を、連絡部会員は同金二千五百円を、毎年度10月迄に事務局に納入する。BG会員に引率される一時参加客人は、猟区入猟毎に入猟費用の他臨時会費金一千円を事務局に納入する。BG会員入会時は事務局が要求する入会金を別途支払う。
賛助会員は原則として寄付金名目でBG会費5名分以上を一口とし、納入額を三千で割った数と同じ人数をBG会員として登録することができる。一時参加客人の引率についてはBG会員と同等とする。
会計年度は毎年10月から翌9月末日迄。出納は一切事務局に任ずる。連絡部会には団体で加入することが出来るものとする。会費は年額にて十名迄二万円、以上十名毎に一万五千円を追加する。加入団体には、通知・連絡・送達物などに関しては代表者への一元送付とし、個々の構成員への当会からの直接対応は行わない。保険の受付業務なども同様とし、代表者からの送達のみを承るものとする。
業務提供:
会員は、事務局が用意する各種業務を利用出来る。但し利用は会員の任意で、強制されず、その結果が会内における序列を形成する材料となってはならない。
事務局は適宜、射撃会や研修会の実施・連絡会の召集・銃器や猟具の売買の補助・賠償保険の紹介・旅行の紹介などを行うが、基本的に会員からの希望を元に開発される。但し事務局の提供する業務は、反閥的・独善的・偏向的であってはならず、一部に経済的負担を強いるものも認めず、会員が皆一致して利用する価値のあるものでなければならない。そのため、会員は各々に、独自に業務を開発し、相互に同人を見い出し提供し利用しあうことを拒まれない。会員同士の啓発や技術向上のみならず、継続し得る業務の模索実験として、常々会内で行うことを互いに喜び評価しあうべきものとする。しかし、事務局はその程度を精査し、企画する会員に是正を求むる場合受入れられるものとする。
総会:
会員は全国に散在している為、恣意的に小規模な議決権行使を予兆させる総会は、これを開催しない。事務局は、それに代わり、何らかの諸望を受けた場合は抽出的な意見を伺い、大勢に照合し方針を決し報ずる。
この要旨は平成23年2月16日より実施する。改訂は予告なく行われる。
当会のあゆみ昭和33年(1958)9月
出資を伴う会員組織をもつ任意団体「タツマ会」として丹沢猟区登録団体として三浦・横須賀の参加窓口としての役割に就く。平成9年(1997)11月
同月12日、会長逝去をうけ、出資を伴わない同人組織として旧会名の音書き「たつまかい」を名称とし再編。解禁より活動開始。平成23年2月
同月16日、名称を「シューティングスポーツクラブ(SSC)」と改める。